男の作法(@ごはんやさん)
読み返したのですがやはり名書。
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貴方の人生の「目的」はなんですか?
僕の人生の「目的」は「より良い社会の中で幸せになる事」です。
その為に「解像度」を上げたいし、
「より良い社会」を作りたい。
解像度を上げるというのは
ある事柄に対して「知識」「感受性」を持って向き合う事で上げられます。
例えば「音楽を聴く」という行為。
知識や感受性が高ければ、
・背景となる文化や歴史的な背景
・作曲家の意図や個性
・曲に込められたオマージュ
・それぞれの楽器の役割やメロディ
・それらをまとめあげたアンサンブル
などなどに気づくことができます。
知識や感受性が閉じている=解像度が低いと
本当は自分に刺さるポイントなどがあるのに、
「見た目」や「他人の価値観」に寄り添ってしまうと思います。
解像度をあげれば同じ経験でいくつも幸せポイントを見つけられる。
解像度が上がることは良いことばかりではありませんが、その話はおいおい、。
僕の経験値では「小商い」をやっている人のお店で「解像度が上がる」事が多いです。
地域性や人柄、歴史などがダイレクトに伝わってきます。
「食」は「人を良くする」と書きます。
人を幸せにするのは人であり、その優しさを読み取る感性ではないでしょうか?
僕の「食」へのこだわりは、
「人情ごはん」
つまり
「満腹と満足を両立させる、”いき”な店」に「通う」事です。
「いい店」は店主の人柄が感じられるお店。
「人情味あふれるごはんやさん」で僕は救われます。
挨拶の仕方や、お店の空気感、
クオリティやストーリーから読み取れる「人の優しさ」が大好物です。
また、親しみやすいコストと、美味しさも重要。
仮に化学調味料を使っていてもそれだけで否定する気にはなりません。
メンタル、エモーションの満足の方が僕にとっては重要。
「通う」事で「この店続けていって欲しいです」という表現をしていきたい。
ただし「通い方」にも美学を持ちたい。
現代の「いきな通い方」を模索していきたいです。
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