石引温泉 亀の湯
アイスランドの温泉かしら、。?息子さん激カワ。
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愛すべき「石引」を冠する銭湯。
亀の湯。
駐車場からエレベーターで番台へ。
番台は風呂の外側にあるスタイルである。
料金を支払い、内風呂に入ると「露天風呂は純温泉です」との表記。
しかし内風呂の浴槽の見た目は完全に金沢特有のコーヒー色。
これが人口温泉という事?
そもそも天然温泉が沸いてて内湯と分ける意味があるのだろうか?と思いつつ、入湯。
3x3のルーティン。
完全に「天然温泉」の肌感。
それほど温度は高くないのに3回目の3分が長い。汗の出もかなり良い。
「絶対天然温泉だと思うのだが、。」ナゾは深まるばかり。
交互浴へ。水風呂がかなりぬるめ。
ゆっくりじっくり水風呂に浸かりクールダウン。
いい感じに身体が軽くなってきたので「純温泉」とやらの露天風呂へ。
ガチャッ。。。。
狭い!
天が露わで
無い!ガラス窓!
茶室か!?ってくらいの室内感。
ほほぅ。そういう露天もあるのか、。
まぁ重要なのはお湯。
見た目はやはり完全に黒湯。
常連さんらしき人(僕の入湯時からここにいる模様)の占有率も高め。
期待できそう。
おじゃましまーす。。。。
え!?メチャぬるい!人肌!?
っていうか人肌より微妙に低いイメージ。あたたかみをギリギリ感じるかどうかの温度。
なるほど。あえて温度を低くして温泉成分をたっぷり染み込ませるのが狙いとみた。
しかし今日はもっと刺激が欲しい、。
うーん。。。
5分くらい浸かってサウナでバチッと仕上げか、。
ー15分後ー
あれー?
なにこのぬる湯の心地よさ。。。
全然あがれないんですけど。。。
この設備家に欲しいんですけど。。。
目を閉じて、水音しかきこえない。
暗闇のなかで感じる心象風景は
"無重力"を漂っているようなイメージ。
しかし不安はなく、深いリラックス感。
お湯と自分の境目がわからなくなるような錯覚。
あれ?歌が聴こえる。。。。
「・・・ぃーにーかーえーりーなーさーいー
うまーれーるーまーえーにー
・・・
たまっしぃーのルッフーラーン!」
こ、この液体は!?
まさかLCL!?
さっきの自我の崩壊はATフィールドが無くなっていく感覚!?
つまり"ひとり人類補完計画"!?
すごい寂しいけど、。
ミクロに閉じた系の中にいる事で感じる安心感と、深いリラックス。
内側に入り込む事で見えるマクロな世界観。
というか逆?
狭いからこそ無限の広がりを感じ、
閉じた系だからこそ安心するのかも。
そしてその為の鍵は「人肌のぬる湯」。LCL。
「羊水」のメタファー?
これはまさに「母体回帰浴」!
しかし、永遠にこの安心感の中に漂っているわけにはいかない。
銭湯には営業時間があるのだ。
(しかも終了30分前には出るのが粋)
新劇場版 破のシンジ君ばりに、「外」で自分を表現せねば!
綾波を・・・・
返せ!!
(ザバー)
・・・
というわけで現実に戻れたのです。
ちなみに露天(あらわじゃないけど)の「純温泉」は「加温なし」の掛け流しで、浴室内のは「加温」してるとの事。
要は水風呂意外は天然温泉との事でした。
いやー。
「母体回帰浴」
トリッピーでした。
自分の殻に閉じこもりがちの人にはすすめられないですね。
プラグ深度オーバー!
ってなる危険性大。
かなり中毒性の高い風呂でした。
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